2024年度CO2削減貢献量について

一般社団法人日本リユース業協会では、リユースを通じた循環型社会の形成への貢献を可視化するため、毎年度、CO₂削減貢献量の算出に取り組んでおります。

2024年度(2024年4月~2025年3月)におけるCO₂削減貢献量につきましては、当協会加盟企業様へのご協力のもと集計を行った結果、合計で 「880,467t」 となりましたことをご報告申し上げます。

本数値の算出にあたっては、環境省が公表している「使用済製品等のリユース促進事業研究会報告書」、「3R原単位の算出方法」、および「グリーン・バリューチェーンプラットフォーム」等の情報を基に、商材ごとのCO₂排出削減原単位を設定し、各企業からの報告を元に算出しております。

参考として、携帯電話1台をリユースすることで、本来焼却処分される際に発生する約6.5kg-CO₂の排出を防ぐことができるとされています。また、今回算出された880,467tのCO₂削減貢献量を「東京ドーム」の容量換算で表すと、約361杯分に相当します(※東京ドーム1杯=約2,436t-CO₂として換算)。

こうした数値は、リユースがいかに環境に対して良い影響をもたらしているかを広く社会に示すものであり、今後のさらなるリユース推進の一助となることを目指しております。

引き続き当協会では、加盟企業の皆様はもちろん、リユースに携わる幅広い事業者の皆様とも連携しながら、当団体の理念である「リユース業界の透明性の高い健全な発展を通じて、持続可能な循環型社会の形成に貢献する」のもと、CO₂削減貢献量においても一層の貢献ができるよう取り組みを進めてまいります。

画像:リユース業界ハンドブックはこちら